【A mazon に書いていただいたレビューです】なんの変哲もなく、元気に暮らしていた高校3年生の青年が、ある日突然白血病に罹患していることがわかり、その日からお母さんが、息子さんの回復した日のために書き綴った日記を中心に、まとめられた本です。
基本的には闘病の記録であり、白血病にかかってしまった トッシー君 (高野敏行くん) の、その日からの生き急ぐ様や必死の闘病の様子が、お母さんの目を通して、もどかしく苦しく愛情深く記されています。
どうしようもない体の倦怠感や、
顔が動かなくなることの恐怖や、
口の中が痛くて物が食べられず、麻酔のうがいをしながら食べ物を生きるために必死で流し込んでいく様子、
抗がん剤による精子の減少により、将来子供ができないことを知った時の悲しさ、
骨髄移植のためのさらなる闘病、
病気の進行に伴う記憶障害の恐怖や悲しさに最後の最後にお母さんの胸の中で息を引き取る様に、胸が締め付けられます。
トッシー君は、決して親御さんの言うことを、ハイハイと聞くようなタイプの青年ではなかったようだけれども、たくさんの
同級生や
友達や
恋人が彼を携帯メールや、お見舞いで励まします。(今の時代に、携帯メールはとても大切な闘病のためのアイテムになっています)。
彼は結局なくなってしまいましたが、彼のお葬式での悼辞も含めて、彼がいかにたくさんの仲間に愛されてきたかが偲ばれ、うらやましくも思います。
人の死は、時に運命のように避けられずにやってくることもあるでしょうし、彼の死もたくさんの若くしてなくなってしまった死の一つではあるのですが、だからといって、全くもって、ただの当り前の死ではなくて、人一人が生きていくことの意味や、家族や仲間や現在の医療の意味等を、深く考えさせられる本だと思います。
この本は一度、倒産した出版社(新風舎)のどさくさにまぎれて消えかけていた本でした。復活された関係者の尽力に敬意を表します。
ありがとうございました。
敏行の頑張った様子が目に浮かぶようなレビューで本当に嬉しく思います。今は携帯は欠かせない物になっていますが、こんなに携帯がありがたいとは思ったことがありませんでした。
この携帯メールで、最後まで仲間とつながっていることが出来ました。息を引き取る瞬間、息を引き取った後も携帯が鳴り止みませんでした。
仲間に励ましの中で旅立ってしまいました。敏行は幸せだったと思います。「俺、マジダメかもしれない…」 を読んでいただいた嬉しいメッセージをまとめました。是非、読んでみてください。
以前産経新聞で紹介されましたが、まだ削除されていなかったのでまたアップしました。
産経ニュース社会面 【新風社破綻乗り越え、息子の闘病記出版 母に元社員らが協力】CDの販売を始めました。試聴も出来ます。
イベントの写真がアップしてあります。「トッシーの本と CD ができました」 私の本制作の過程がアップされています。
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テーマ : 白血病 - ジャンル : 心と身体
タグ : 急性リンパ性白血病 闘病 倦怠感 恐怖 麻酔 精子減少 骨髄移植 記憶障害 同級生 友達