【敏行の同級生から頂いたメッセージです。】高野君のお母さん
はじめまして。
私は、加茂高で高野敏行君と同じ3年1組だった者です。
先日、出版された本を読ませていただきました。
私は病気のことを詳しく知りませんが、文章を読んだだけで、苦しさや痛さが伝わってきて、これを実際に体験した高野君のことを考えたら涙が止まりませんでした。
でも、この本を読んで、高野君はこんなに大変なことと闘ったんだ・・・と思うと、悲しいだけではなく、生きることへの勇気と希望をもらいました。
私は高校3年で初めて高野くんと同じクラスになりましたが、ほとんどしゃべったことがありませんでした。唯一、家庭科の調理実習で同じ班でした。
調理実習のときは、最後まで後片付けを進んでやってくれて、作ったものを食べるときは、いつも班のみんなに椅子を運んできてくれました。
また、同じ教室で過ごして、教室でお弁当を食べている姿や、黒板に向かってまじめに授業を聞いている姿、バスケ部の練習をしている高野くんの姿は覚えています。
それに、担任の桑野先生がクラスのみんなに高野くんの病気のことを伝えたときに、クラス中がしーんとなったときのこと、そして、高校の友達から高野くんが亡くなった・・・と聞いたときのことはいまでも忘れられません。
わたしは高野くんから、
命の重さを学びました。
健康な体のある幸せ、
毎日学校へ通える幸せ、
支えてくれる家族や友達のいる幸せ・・・
自分が今生きているって、すごいことなんだなと思うと、世界がガラっと変わりました。
今この瞬間も、自分より苦しい状況にあるのに精一杯がんばっている人がいる、そう思うことができたから今までつらいことも乗り越えてこれました。
朝目が覚めると、今日も生まれてこれてよかったなぁと思います。
夜寝る前に日記をつけていると、今日も一日生きれてよかったなぁと思います。
けがをして血が出ても、数日後には傷がふさがっているのを見ると、
「私の体は生きようとしてるんだ!」
と思います。一日一日、命を与えてもらったことに感謝できるようになりました。
先日、久しぶりに高校の友達と会い、高校のこと、高野くんのこと、出版された本について話をしました。そのときに
「今生きてるだけで、私たちってすんごい幸せなんだね。生きるってすごいね。」
と話しました。そして、加茂高に入って、高野くんに会えてよかったね、と感じました。
私は料理が苦手なんですが、唯一自信をもって作れる料理の一つがギョウザです。
なぜなら高校の調理実習で作ったからです。
ほかの班の人たちは、一人4個ずつギョウザを食べたのですが、私たちの班は高野くんが入院していていなかったので、高野くんのぶんを班のみんなで分け合って、一人5個ずつギョウザを食べました。
私は、本当なら高野くんが食べて、高野くんの生きる力になるはずだったギョウザを食べました。
だからそのぶん・・・一生懸命生きようと思います。
生きてる限り、うれしいことも、つらいことも、もらえるものは全部受け取ろうと思います。
高野くんのぶんも生きれるだけ生きようと思います。
高野くんを知る人にとって、高野くんの存在は今も生きる希望だと思います。
高野くんのことを考えると、苦しいときでも
「がんばろう!」
と思えます。きっとみんなが、今も高野くんから生きる力をもらっています。
それは、高野くんのことを想う人たちの中では、
高野くんは生きようとする意志であふれているからだと思います。
高校で、高野くんに出会うことができてほんとうによかったと思います。
そして、どうしても、高野くんと、高野くんを産んでくださったお母さんにお礼がいいたくて、メールを送らせていただきました。
ほんとうにありがとう。ほんとうにありがとうございました。
人に生きる力を与えられる高野くんはほんとにすごいと思います。
わたしもそんな人になりたいです。
高野くんといつも対等に向き合えるような生き方をしようと思います。
今回出版された本を読んで、お母さんて、こんなにも子供のことを愛してくれるんだ、と感じました。産んでくれて、ここまで育ててくれてほんとにありがとうと思いました。
恥ずかしくてなかなかいえないけれど、
「お母さんの子供でよかった」
と子供はみんな思っていると思います。すこしでも恩返しをしていこうと思います。
ほんとうに大切なことを教えてくださってありがとうございます。
これからもHP拝見させていただきます。
○○さんありがとうございます。
敏行が伝えたかったことをちゃんと理解していて、命について真剣に考えてくれて本当にありがとうございました。
とっても嬉しかったです。
敏行も喜んでいると思います。
この本を読んで、一人でも多く○○さんのように命について考えるきっかけが出来たらいいなぁと思っています。
本当にありがとうございました。「俺、マジダメかもしれない…」 を読んでいただいた嬉しいメッセージをまとめました。是非、読んでみてください。
以前産経新聞で紹介されましたが、まだ削除されていなかったのでまたアップしました。
産経ニュース社会面 【新風社破綻乗り越え、息子の闘病記出版 母に元社員らが協力】CDの販売を始めました。試聴も出来ます。
イベントの写真がアップしてあります。「トッシーの本と CD ができました」 私の本制作の過程がアップされています。
「秦野(はだの)の御隠居さんのブログ」「トッシーと仲間たち」トップページ
テーマ : 白血病 - ジャンル : 心と身体
タグ : 勇気 希望 調理実習 ぎょうざ 生きる希望 生きる力