先日、主人と加茂市小池市長を訪ねて、
「俺、マジダメかも知れない…」
を手渡し、各学校に配布して欲しいと、お願いに伺ったときの事が掲載されました。
小池市長はとっても気持ちの優しい方で、私たちに労いの言葉をかけてくださいました。
小池市長は、私立図書館・加茂市の小中学校・高等学校・専門学校・大学に本と追悼曲のCDを置いてくださいました。
本当に感謝いたしております。
子供たちに命の大切さが伝わるといいなと思っています。
ありがとうございました。
広報 かも №622 白血病で逝った最愛の息子へ
お母さんが闘病記 3月6日、高野豊さん・由美子さん夫妻が小池市長を訪ね、3年前に18歳で白血病のため亡くなった長男・敏行さんの闘病記「俺、マジダメかも知れない…」を手渡しました。これは由美子さんがノートに付けていた看病日記をまとめ、3月3日に出版されたものです。
敏行さんは、小学校から続けていたバスケットボールの部活も終わり、高校3年の夏休みを楽しんでいた平成16年8月末、突然、血液のガンである「急性リンパ性白血病」と診断されました。それから5回の入退院を繰り返し、翌年の高校卒業式には何とか出席できたものの、6月28日、18歳の若さで帰らぬ人となりました。
生きること、治ることだけを信じて、弱音を吐かず、過酷な治療に耐え、骨髄移植も受けて前向きに頑張っていましたが「お母さん、俺、マジダメかもしれない…」と言ってわずか数分後に息を引き取ったそうです。由美子さんは、その最期の言葉が頭から離れることはありません。「普通に生き、毎日を送れることが、どんなに幸せなことか。生きたくても生きられなかった無念さを、敏行と同世代の若い人たちに伝え、命の尊さ、大切さを肌に感じてほしい」と両親は訴えます。
そして「敏行は、その日を生きるために、毎日輸血を必要としていた。命を大切にすることが献血やボランティアの行動につながってくれれば」と、豊さんは言います。よく献血に行くという豊さんは「成分献血のできる献血ルームが県央地域にも欲しい」ということです。
病床にありながら、看護師を目指し「患者さんの痛みを知っているから良い看護師になれるよ」と、入院先の看護師や医師から応援されて、一生懸命に勉強も頑張っていた敏行さんは、一時退院中に看護系の専門学校を受験し、見事合格していました。しかし、その校門をくぐることはかないませんでした。
4才から始めたピアノは、発病するまでレッスンに通い、高校時代にはバンドを結成して、リーダーを努めベースを弾いていました。バンドやバスケットボールの仲間を家族以上に最優先に思いやり、友達との絆を大切にしていた敏行さんでした。
加茂市では、由美子さんが敏行さんへの思いをつづった詩を元に、豊さんの友人が作曲した追悼曲のCOとともに「俺、マジダメかもしれない…」(太陽出版)を市立図書館、小中学校をはじめ各学校図書館に置いて、子供たちや市民の皆様にも手にとって読んでいただき、敏行さんや両親の思いを広く長く世に伝えていきたいと考えています。

広報 かも 11ページ目に掲載されています。
「広報 かも № 622」「俺、マジダメかもしれない…」 を読んでいただいた嬉しいメッセージをまとめました。是非、読んでみてください。
以前産経新聞で紹介されましたが、まだ削除されていなかったのでまたアップしました。
産経ニュース社会面 【新風社破綻乗り越え、息子の闘病記出版 母に元社員らが協力】CDの販売を始めました。試聴も出来ます。
イベントの写真をアップしました。「トッシーと仲間たち」 私の本制作の過程が掲載されています。
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テーマ : 白血病 - ジャンル : 心と身体
タグ : 新潟県加茂市広報加茂市小池市長俺、マジダメかもしれない…追悼曲急性リンパ性白血病闘病記骨髄移植命の尊さ献血