報告があります!!
17日の日記に
【最近わけあって、なかなか更新出来ずにいます。 何故か…?】
って書きましたが、今日やっと報告できます。
先日地元の、「加茂暁星高等学校・衛生看護科」 の先生から、
お電話を頂き、講演をやって欲しいという依頼でした。
この高校は、5年制の看護科で、看護師になれる最短コースの学校です。
もうビックリして、とっても私には出来ないし、まして知名度も無い普通の
一般庶民でしかないし、初めてのことだし、無理に決まっている!
と思い、丁寧にお断りしたんですが、押しの一手で、とうとう負けてしまい、引き受けてしまったのが、7月の末でした。
仕事も忙しいし、原稿も書いている暇が無く、9月に入ってから、
やっと書き始めて、昨日講演時間の調節をしてやっと原稿を書き終え、
今日に望みました。
もう絶対頭がパニックになって真っ白になるし…
どうしようどうしよう…
やっぱりはじめは声が震えて、どうしよう!
って思いましたが、だんだん調子に乗ってきて、
何とか話し終えることが出来ました。
テーマが
【闘病生活を支える家族の想い・親の想い】 でした。
衛生看護科4年生・5年生全員
衛生看護科1~3年生の希望者
保護者
実習先の病院関係者 (看護師・臨床指導者)
校長・副校長を含む教職員
が、主な参加者で、はじめは100名程と聞いていたんですが、
地元の人の講演と言うことで、170名程の参加者でした。
目的 患者だけでなくその周囲に患者を支える家族や多くの人たちがいて、そういう人たちの気持ちや思い、活動を学び、今後の実習や学習に生かしたい。
話した内容が、
・ 子供に看護師になりたいと言われたときどう思ったのか。
・ 闘病生活中の医療従事者に対する思い。
・ 子供をどのように励ましていたのか。
・ 家族愛・友情。
私の思っていることをすべて話しました。
私の話が伝わっているのか?
何かを感じ取ることが出来たのか?
生徒たちの顔色を伺いながら、話をしていたら、
泣いている人がたくさんいました。
「あっ!皆に伝わっている!」 ってすごく安心したし、とっても嬉しかったです。
敏行が入院していた時にいらっしゃった看護師さんも聞きに来てくれていました。
ビデオの映写も交えて、話をしました。
元気だったときの顔と、薬の副作用でムーンフェイスになった顔…
あまりに違いすぎて、別人のように変わった顔を見て病気の怖さを訴えました。
学園祭の催し物の一つでしたが、とっても緊張して、
どうなるかと思いましたが、とにかく終わってホッとしています。
居眠りをしていた生徒もチラホラいました。
知っている方が来られると非常にやりにくく、恥をかいたら、とっても恥ずかしいので、
本当に隠し通しました。今回で最後にして二度と講演会なんてやりたくないです。
最後に抱えきれない程の大きな花束を頂きました。
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テーマ : 白血病 - ジャンル : 心と身体